市政の動き−議会・政策・見解
【23.10.06】学校給食無償化の意見書について
9月議会で堀田信夫市議が討論
学校給食無償化に向けて第一歩
「学校給食無償化に関する意見書」が採択されました。
学校給食無償化を国に求める請願が全会一致採択されたことを受け、「学校給食無償化に関する意見書」が自民党から提案されました。
意見書案は、表題が「無償化に関する」であったり、記書きが「国において適切な措置」と明快さに難はあります。さらに理由文中に、学校給食法についての理解や自治体独自の無償化の努力を「都市間競争」と揶揄するなど見解の相違がみられます。
意見書案に私どもと温度差が感じられるのも正直なところですが、「国に物申す」点において意味のあることも否定できないと受けとめ市議団は賛成しました。
尚、全会一致採択された請願は「国に學校給食の早期無償化を要望すること」を求めています。市議会からの意見書提出も当然ですが、議長会(県下、東海、全国)への要請、市議会自ら政府に出向くこと、市議会と市民団体との懇談、市民集会の開催など様々な行動が考えられます。これで終わってはなりません。請願者の思いを受け止めて国が動くまで市民と連帯した粘り強い運動の第一歩です。