市政の動き−議会・政策・見解
【12.01.01】議員団、抱負を語る!
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。みなさんどんな新年をお迎えになっているでしょうか。
日本共産党の県・市議団そろって今年の抱負を語り合いました。住民の福祉と暮らしを守るという立場で今年も全力を尽くす決意です。本年もよろしくお願いします。
(左から、井深正美市議、大須賀しずか県議、中川ゆう子市議、堀田信夫市議)
中川:新春号ということで、まずは2011年を振り返って。この1年はあっという間でしたよね。
堀田:3月に震災が起きて、防災における行政や政治の役割を再認識させられた。
井深:震災復興のボランティアに行ったけどその惨状に声が出なかった。でも農家が一生懸命に前を向いている姿に、日本人の強さを感じた。
中川:震災の被害の中で、原発事故だけは特殊だと感じている。放射能の問題は解決の道筋すら見出せず、自然災害とは全く別物。
井深:“原発をなくしたい”という運動は、今まで接触の無かった人とも一緒にやってきていると実感。
大須賀:この1年で、原発をめぐる利権の構図が世の中に明らかになったよね。交付金がこんなに出ているんだ、とか。行政は何に優先的に税金を使うべきなのか、大きく転換させる時だと思う。県で言えば、中部国際空港2本目滑走路、首都機能移転、導水路建設・・・こんなところに税金を使うより、住宅の耐震補強を進める事を最優先するべき。個人的には、2期目の県議選に臨むのはかなりの決心が必要だった。だって唯一の野党で常に45:1だよ。
堀田:みんな、2012年の抱負は?
大須賀:今年は財政再建アクションプランの最終年(3年目)。県民の声をまっすぐに届けるのは県議会では私しかいないし、唯一の野党としてめげずに頑張りたい。あと、孫と遊ぶ時間もつくりながら(笑)
井深:私は、国会では消費税引き上げが議論されているけど、そうなったら中小企業は壊滅する大問題なのでなんとか食い止めたい。他にも、2012年は介護保険料や後期高齢者医療保険料など値上げラッシュになる。共産党議員として住民生活の防波堤にならなければ、と思っている。堀田さんは?
堀田:この1年で岐阜市役所の職員が4人、自ら命を断った、または断とうとした。私は、住民の命と暮らしを守るための市役所職員が、自ら命を断つなどあってはならないことだと思う。市役所の中で職員が疲弊した状態で公務にあたっているという状況をなんとかしたい。これは私のライフワーク。
大須賀:堀田さんはマラソンも(ライフワーク)だね。
中川:私は今年度、文教委員長をさせてもらって出張や会議で目まぐるしかったけど、充実していた。社会教育が福祉や雇用問題と深く関係していることが分かった。若い世代では非正規雇用が広がっていて、職業訓練学校に行っても仕事に就けない。市長が視察したフィンランドは職業訓練や学びなおしなど社会教育が充実していることで有名だし、こんな時代だからこそ誰もが自分の将来に夢が持てるようにしたいな。(完)
***【編集後記】***
衆議院はいつ解散、総選挙があってもおかしくはありません。1年後には県知事選挙もあります。市民のみなさんと一緒に、今までの政治をしっかり検証し、政治の転換を勝ち取れる1年に。