市政の動き−議会・政策・見解

【11年11月議会報告7】里山整備を一刻も早く

荒れた里山は危険

   岐阜市はまちなかでも郊外でも山と住宅地が密接した街並みを見ることができます。自然豊かで岐阜市の良いところでもありますが、荒れた里山で夏はゲリラ豪雨、冬は雪での倒木など、年間を通して周辺住民には深刻な問題となっています。
 しかし民間保有の山の場合、基本的に所有者任せになっており、事前に防ぐことができたはずの事故を防ぐことすらできません。自然豊かな環境で安心して暮らすためにも里山整備がさらに求められています。
 中川ゆう子市議の質問に対し、農林部長は「来年度に県が森林環境税を導入し行う里山整備事業を使えるよう県に申請していきたい」と前向きな答弁がありました。
 森林環境税は市民1人あたり1000円を住民税に上乗せして徴収するというものですが、岐阜市民の負担は総額1億9000万円、岐阜市が林業に使う年間予算の2倍に相当する額です。岐阜市が管理している山にはこの事業が適応されないなど、市民が負担する分が岐阜市の森林整備に還元されない多くの問題が指摘されています。(写真は三田洞の里山にて、中川市議と大須賀県議)

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