市政の動き-議会・政策・見解
【12.07.18】所在不明の市議、政治倫理審査会で審査
大西隆博議員は今年4月末から5月末にかけて連絡がとれず所在不明状態であり、その間に5月1日付けで議員辞職願を郵送で提出、5月14日に郵送で撤回、5月16日の臨時議会も欠席しています。本人はネット上で発言を繰り返しているものの連絡は取れないという前代未聞の行動は、市民、市役所、議会を巻き込む騒動となり、市民から市議会へ辞職勧告の陳情が出されました。
岐阜市議会は平成7年(平成6年度)に、議員の責務と規範を認識し主権者である市民の信託に応え清浄で民主的な市政の発展に寄与する、という目的をもって政治倫理要綱を作りました。大西隆博議員の一連の行動は、市民に選ばれ議会に送り出された公人として理解しがたいものです。議員としての権利を侵害するべきではないものの、要綱の精神からみて政治倫理に抵触する疑いがもたれます。日本共産党も含む超党派は、この要綱に基づき政治倫理審査を要求し審査会が設置されました。
現在、日本共産党議員団の堀田信夫議員を含む10名の議員を委員として選出し政治倫理審査を行っているところです。