市政の動き−議会・政策・見解
【11年9月議会報告7】介護保険料の値上げはやめて!
介護保険料の値上げはやめて!
今年で介護保険制度が始まって12年目となりました。6月には「改正」介護保険制度が成立。「介護予防、日常生活支援総合事業」の制度化、医療・介護・地域が連携した「地域包括ケア」の実現、24時間対応の訪問介護・看護サービスの本格導入などが決まりました。
また、来年度は介護保険事業計画の改定の年に当たることから、高齢者施設の整備計画や介護保険料の見直し作業なども始まっています。
特別養護老人ホームの入所待ちが、2854人(平成23年6月)で、中核市のなかで4番目に多い状況です。その上で、入りたくても入れない深刻な状況を一刻も早く解決をするために施設を増やすよう井深市議が求めました。
さらに介護保険料についても、平成23年度の(第1号被保険者)基準月額は1人4050円、年間48600円にもなり、すでに限界を越えていることを指摘。これ以上の保険料の値上げは、高齢者の暮らしの破壊に繋がるとして、介護給付準備基金や一般会計からの繰り入れなどによって、値上げをしないよう強く求めました。