市政の動き−議会・政策・見解

12年9月議会報告「国保料の引き下げを」

33億の基金を使って引き下げを提案

 国民健康保険料の滞納世帯が減りません。理由は加入世帯の平均所得が10年間で198万円から155万円に減っているのに、保険料は引き上げ続けられたからです。今では、所得の約1割以上にもなり生活を圧迫しています。
 最大の原因は、市民生活部長も認めたように、国の補助金が減り続けているからです。
 しかし問題はそれだけではありません。この4年間に基金が33億円もためこまれています。24年度は財政運営が厳しく積み立てはないとしていた昨年の答弁から一変、今議会では、新たに9億円も積み立てられました。共産党は、ため込みが始まった当初から取り崩して保険料引き下げに使うべきと主張しています。
 市当局は安定的な引き下げは不可能としてきましたが、実際にこの4年間、世帯平均1万円を継続して引き下げても十分黒字会計なると、中川ゆう子市議は指摘しました。保険料が高すぎて滞納世帯が20%にも上っています。今必要なのはこためみ型の国保会計ではなく、払える保険料にし、少しでも払えなくて困る家庭を減らすことです。


【写真は考えるネコ】  

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