市政の動き−議会・政策・見解

12年9月議会報告「ごみ処理有料化に待った!」

ごみ減量にはもっとやるべきことが

10月2日、岐阜市環境審議会は「ごみ処理有料化」が、ごみ減量・資源化の手段として有効であるとの答申を市長に答申しました。
 家庭から出る「普通ごみ」を有料とし、手数料については「指定ごみ袋」を購入し、45ℓのごみ袋の場合、販売価格を31〜63円の範囲で、実施時期については、25年度中に決定するとしています。
 しかし、5月の意見交換会でも有料化によって「不法投棄が増えるのが心配」「分別のとりくみが無駄になる」など市民の声に応えたことになっていません。さらに減量化の取り組みの柱である「その他プラスチック製容器包装類」の分別については、いまだに検討もされていない状況です。有料化は広く市民に負担を強いることになり、低所得者をはじめ高齢者・障害者に過度の負担を押し付けることになります。
 ごみの減量については誰もが必要と認めていることで、行政と事業者、市民が一体となっての取り組みこそが重要であり、有料化によって解決できることではありません。今こそ岐阜市は「有料化という前にやるべきことはまだまだ残されている」という市民の声に
真摯に応えるべきです。

 写真は「ごみ減量学習会」講師の岩佐恵美さんと市議団  

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